マッコーリー銀行がジュリアーニの投資銀行を買収

 


■ オーストラリア最大の投資銀行であるマッコーリー・グループルドルフ・ジュリアーニが所有する投資銀行ジュリアーニ・キャピタル・アドバイザーズを買収するという。このジュリアーニ投資銀行がアーンスト・アンド・ヤングの投資銀行部門を買収したのが04年12月で、どうやらこのときにジュリアーニ・キャピタル・アドバイザーズが設立されたようだ。そして2年あまりが経過して、今回マッコーリー銀行が買収という形になったと。


  


マッコーリー銀行というのは、同行のサイトによると、1969年12月にヒル・サミュエル・オーストラリアという名称で創設され、これが連邦政府から新銀行を設立する認可を受け85年2月にマッコーリー銀行へと改称されたようだが、マッコーリーという行名はラクラン・マッコーリー総督にちなんでいるという。総督といったら“植民地の君主”のような存在だから、マッコーリー銀行が植民地で重要な役割を担った総督ラクラン・マッコーリーにちなんだ名称を行名にしているというのはマッコーリー銀行の性質を知る上で重要なことかもしれない。

マッコーリー銀行のCEOアラン・モスは去年バロンズ誌が発表した「世界で最も尊敬されるCEO」に選出されている。

マッコーリー銀行は日本の有料道路を次々と買収していて、社会資本の買収・運営に熱心らしい。マッコーリー銀行新生銀行とも組んで日本のインフラに関与していく動きを見せており、新生銀行と折半で「新生マッコーリーという会社を06年に設立。



日本の社会資本が“マッコーリー総督”の支配下になってしまうなんて悪夢が現実にならぬよう祈りつつ、以下に記事を。

マッコーリージュリアーニニューヨーク市長の投資銀行を買収へ
2007年3月6日(火)08時55分

3月5日(ブルームバーグ):オーストラリア最大の証券会社を傘下に置く豪マッコーリー・グループは、ルディ・ジュリアーニニューヨーク市長が所有する投資銀行ジュリアーニ・キャピタル・アドバイザーズを買収することに合意した。

両社の5日の発表によると、ジュリアーニ・キャピタルの従業員数は、ニューヨークやシカゴ、ロサンゼルスなどの米国内都市に約100人。買収条件は明らかにしていない。

ジュリアーニ氏は、2008年の米大統領選挙への出馬を目指している。米ニューズウィーク誌の先週の世論調査結果によると、共和党内の候補者指名争いは直接対決の場合でジュリアーニ氏の支持率が59%と、対抗馬のマケイン上院議員アリゾナ州)の34%を上回った。

マッコーリーの北米投資銀行部門責任者のマレー・ブリーチ氏は、ジュリアーニ・キャピタル・アドバイザーズの買収について、「当社の北米投資銀行ビジネスを補完するものだ」との見解を示した。ジュリアーニ・キャピタルは、M&A(企業の合併・買収)を検討する企業に助言業務を手掛けており、医薬品卸売のマッケソンなどを顧客としている。

http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=06bloomberg32aHlZClHA.224

ジュリアーニ前NY市長、投資銀行を買収

ジュリアーニニューヨーク市長(60)は1日、投資銀行会社ジュリアーニ・キャピタル・アドバイザーズを設立し、大手会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)の投資銀行部門を買収すると発表した。同氏は08年の米大統領選での共和党候補にも取りざたされているが、当面はニューヨーク金融街を中心に合併、買収など企業戦略の助言にあたるようだ。

買収金額は公表されていない。新会社は、同氏が経営するコンサルタント会社の子会社で、全米6都市に拠点を持つE&Yの投資銀部門がその中核的な役割を担う。

asahi.com」 2004年12月2日

http://j.peopledaily.com.cn/2004/12/02/jp20041202_45691.html

海外の銀行が日本の道路を買収

神奈川県小田原市静岡県の伊豆方面とを結ぶ箱根ターンパイク岐阜県滋賀県の県境にまたがる伊吹山ドライブウェイ。これらの有料道路を次々と買収した企業がある。オーストラリアの投資銀行マッコーリー銀行だ。

箱根ターンパイクは,同社が日本政策投資銀行と共同で設立した箱根ターンパイク(株)が,2004年3月に東急電鉄グループから12億円で買収。一方,伊吹山ドライブウェイは,日本技術開発と共同で設立した日本自動車道(株)が,2006年3月に近畿日本鉄道グループから買収した。こちらの買収金額は非公表だ。

マッコーリー銀行は世界中で社会資本に投資している。道路だけでも例えば,パリとリヨンとを結ぶ有料道路や韓国,米国,英国の有料道路など50路線以上に投資している。

箱根ターンパイク伊吹山ドライブウェイの買収を足がかりに,日本国内で今後も有料道路に投資していこうと考えている。「すでに多くの自治体と話をしている」。マッコーリー銀行の日本法人,マッコーリージャパンの橋本武寛執行役員はこう話す。増え続ける維持管理,更新費用の捻出に頭を抱える自治体は少なくない。さらに,「既存の有料道路を売却した資金で,新規の道路を建設できるという点も自治体の関心事だ」(橋本執行役員)。

箱根ターンパイクの例を具体的にみていこう。マッコーリージャパンなどが買収したのは,有料道路のほかに700m2の山林と100台分ほどの駐車場,それにレストハウス。各施設から年間5億円程度の収入がある。そのうち,9割は道路の通行料収入だ。この5億円で買収時に借り受けた借金の返済,出資先への配当,維持管理費,地震保険料などをまかなう。

買収にあたってはリストラを実行した。東急グループが管理運営していたころは人件費だけで年間2億円ほどかかっていた。これを半分程度に減らし,いまは箱根ターンパイク(株)の正社員と料金徴収員とを合わせて15人程度だ。舗装のオーバーレイなど工事の入札にもメスを入れた。東急グループが管理運営していたころは東急建設世紀東急工業が元請け会社となっていたが,買収後は,それらの二次下請け会社だった3〜4社を対象にして入札を実施している。

さらに,日本技術開発と契約し,技術面でのアドバイスを受けている。日本技術開発は年2回の総点検と,その間の簡易な点検を実施。補修の必要な個所や方法などを箱根ターンパイク(株)に伝える。

人件費を除いた維持管理費は年間で1500万円程度。東急グループ保有していた時点に比べて8割程度に抑えている。買収直後の2005年3月期は5000万円ほどの利益がでた。1億円ほどかけてレストハウスを補修した2006年3月期は収支がトントンだったという。

マッコーリージャパンの視野には,すでに自治体が管理している有料道路が入っている。日本の現行法では道路の所有権を民間に移転することは難しいので,道路事業の実施権だけを民間に移転すればいいという。フランスで実施している「コンセッション」と呼ばれる方式だ。橋本執行役員は,「2006年度中に2,3件,コンセッション方式を導入しようと動く自治体が出てくる」と読む。そのときマッコーリージャパンは真っ先に手を挙げるという。


詳細は日経コンストラクション2006年10月13日号特集「維持管理の需要がもたらす将来像」に掲載

http://blog.nikkeibp.co.jp/kenplatz/hosyuu/doukou/122293.html

売買される日本の社会資本(日経コンストラクション10月13日号の見どころ)
箱根ターンパイク有料道路に対しプロジェクトファイナンス及びインフラファンドによる投資実行日本政策投資銀行
マッコーリー・バンク・グループは世界中で有料道路・空港・鉄道等のインフラ事業の運営・資金調達を行うユニークな投資銀行です。オーストラリア、英国、欧州、韓国、米国といった民活先進国におけるインフラ事業の運営で多くの実績を持ち、日本でもその経験とノウハウを生かし箱根ターンパイクを運営するなど、業容を拡大しています。(マッコーリー証券会社 東京支店

新生銀行、新生マッコーリーアドバイザリー株式会社の設立に合意
Tokyo, Japan, Apr 25, 2006, (JCN)

株式会社新生銀行とオーストラリアのマッコーリー銀行は、折半出資の合弁会社「新生マッコーリーアドバイザリー株式会社」(以下、新生マッコーリー)を日本に設立することに合意したと発表した。

新生マッコーリーは、長期安定型の収益構造を持った資産の買収や管理運営に関するアドバイス提供に焦点を絞り、日本のインフラおよびその関連セクターへのアドバイスを行う予定。対象としているインフラには、テレコミュニケーション、メディア、交通などを含む。

新生マッコーリーは、その設立の土台を両行のコーポレートファイナンス能力に置き、日本経済の回復、官から民へという日本の経済構造変化に対応していく。マッコーリーには、インフラに関する専門性、インフラやインフラファンドにかかる知識、能力、そしてグローバルな企業金融およびキャピタルマーケッツ業務における高度なノウハウがある。

http://www.japancorp.net/japan/Article.Asp?Art_ID=33366


カンタス航空の買収案を豪政府が承認−コステロ財務相(2)
2007年3月6日(火)21時29分

3月6日(ブルームバーグ):オーストラリアのコステロ財務相は6日、マッコーリー銀行率いる企業連合による同国最大の航空会社カンタス航空の買収案を政府が承認したことを明らかにした。総額111億豪ドル(約1兆円)の買収実現に向け、大きなハードルを越えたことになる。

コステロ財務相はキャンベラで記者団に対し、企業連合が同国の地方へのサービス継続や顧客サービスプログラムの維持など一連の条件に合意したことを受け、買収提案は承認されたと説明した。

また同財務相は、「これはカンタスをオーストラリアの、オーストラリア人が所有し、オーストラリア人が支配する、オーストラリアにある航空会社にしておくために必要な保護をもたらすプロセスだ」と述べた。

買収提案は先週、反競争法(独占禁止法)当局によって承認されていた。同提案が実現されるには、さらにカンタス株主の90%以上の承認が必要となる。

6日のシドニー株式市場で同社の株価は1セント高の5.21豪ドル。

http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=06bloomberg34aIH43FbSrHEc


イラク攻撃をめぐってもたびたび名前が登場していたゴールドスミス法務長官の名前に興味がある。「ウィキペディア」によると、司法長官(法務長官)とは、日本における検事総長法務大臣さらには内閣法制局長官とを合わせたような地位であり、政府の最高法律顧問。このような英法曹界のトップであるゴールドスミス卿というのはあの一族じゃないのか。

英BBCの報道、異例の差し止め…選挙資金融資疑惑

英上院(貴族院)議員の推薦などに絡む与党労働党の選挙資金融資疑惑で、英BBC放送が2日夜に放映を予定していた疑惑関連の報道が、捜査当局の要請を受けた裁判所の決定で差し止められていたことが3日、明らかになった。

司法による報道差し止めは英国でも異例で、首相官邸高官らに対する警察の捜査が大詰めを迎えていることを示すものだとの見方が出ている。

また、BBCは同日、差し止められた報道は、首相官邸のブレア首相側近2人の間でやりとりされた電子メールの内容だったと伝えた。BBCはメールの詳細は明らかにしていないが、首相官邸が疑惑の隠ぺいを図っていることを示すもので、ロンドン警視庁による捜査の核心部分としている。

一方、4日付の英紙サンデー・テレグラフは、メールは首相の資金調達責任者だったリービー上院議員と官邸スタッフのターナー政府関係局長に関連しており、内容が公開されれば警察の今後の捜査に支障をきたす恐れがあったと報じた。

BBCによると、報道差し止めはロンドン警視庁が要請。捜査機関の監督責任者であるゴールドスミス法務長官が裁判所に申請した。長官は政府から独立した立場で申請したと強調している。(共同)

ZAKZAK 2007/03/05

http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_03/g2007030533.html


ピーター・ゴールドスミス法務長官


英語名ゴールドスミス(Goldsmith)はドイツ語名ゴールドシュミット(Goldschmidt)と同じ姓であり、この家系から生まれたのが「怪物」ジェームズ・ゴールドスミスだったはず。つまりもともとはフランクフルト(ゲットー)に居住していたユダヤ系の金融業者。「ゴールドシュミット」とは家名を表す姓ではなく「金を取扱う」という意味の職業を表す通称。

ジェームズ・ゴールドスミスの祖父アドルフ(デビアス大株主)はフランクフルト出身で、姓はゴールドシュミット。アドルフ・ゴールドシュミットがイギリスに渡るとアドルフ・ゴールドスミスになった。

ウィーンのユダヤ人大富豪ロスチャイルドを逮捕したヒトラー

ドイツ・フランクフルト・ロスチャイルド家当主フランク・ゴールドスミス……「上の文章に登場しているドイツ・フランクフルトのロスチャイルド家は、20世紀初頭に消滅していたはずでは?」と疑問に思う人がいると思うが、消滅したようにみえて、実は消滅していなかったのである。

これについて簡単に説明しておきたい。

16世紀、ドイツ・フランクフルトに両替・金貸しをするユダヤ人が集結。そのひとりがモーゼス・ゴールドスミス(ゴールドシュミット)。ロスチャイルドはもともとゴールドスミスから派生した一族。よってゴールドスミスは元から同族。(ロスチャイルドは18世紀に「赤い楯」を看板に掲げる)。

1901年、フランクフルトのロスチャイルド家は、娘ばかりで消滅。しかし、代わってゴールドスミス家が利権を相続してドイツを仕切る。(←ここが重要)。

そしてゴールドスミス家はロスチャイルド家の財政家として国際金融に暗躍するジェームズ・ゴールドスミスを輩出。この男の華々しい活躍もあって、1989年、ロスチャイルド銀行は88年ぶりにフランクフルトでの事業再開を発表。

ってなわけです。

つまり、ロスチャイルド家とゴールドスミス家は、何代も前から複雑に結婚し合ってきた、同じファミリーなのです。

http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hc/a6fhc621.html

ヒュー・グラント:結婚目前で破局

英俳優ヒュー・グラント(46)が、恋人のジェミマ・カーンさん(33)と破局したことが17日、分かった。グラントの広報担当が発表した。広報担当は「2人は円満な形で別れを決めた」と説明。カーンさんは英金融界の大物ジェームズ・ゴールドスミス氏の娘で、クリケット選手との離婚歴がある。グラントとは3年前から交際し、結婚は秒読みとされていた。

スポーツニッポン 2007年2月18日

http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/cinema/archive/news/2007/02/20070218spn00m200005000c.html

H・グラントとジェマイマが破局 (AFP=時事)



【ロンドン16日】英俳優のヒュー・グラントさん(46)とジェマイマ・カーンさん(33)が破局を迎えたことが明らかになった。米国のウェブサイト、People.com が伝えた。≪写真は、グラントとジェマイマ=2007年2月撮影≫

グラントさんの代理人は同サイトで、「ヒューとジェマイマは友好的に別れることを決めた」と語った。このニュースは、グラントさんの元恋人のモデルで女優のエリザベス・ハーレイさんが、インド人の実業家と結婚する計画を明らかにしたのと同じ日に伝えられた。

グラントさんは、長い間付き合っていたハーレイさんと2000年に別れている。ここ3年は、億万長者の故ジェームズ・ゴールドスミス氏の娘で、クリケット選手の元妻のジェマイマさんと交際していた。

グラントさんは1月に新作映画について記者会見した際には、「私の人生は今、非常に順調だ」と語り、ジェマイマさんとの仲にも満足しているようにみえた。

グラントさんは「フォー・ウェディング」「ブリジット・ジョーンズの日記」などへの出演で知られる。

[ 2007年2月17日10時10分 ]

http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/movie/story/20070217afpAFP011069/

ヒュー・グラント、交際3年でジマイマ・カーンと破局
あの英国の色男俳優、一流セレブ嬢と破局